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2006年4月 2日 (日)

幼稚園のバザ-にて

土曜日午後、娘が8月から通うことになっている幼稚園のオ-スタ-(こちらのイ-スタ-のこと)バザ-に行きました。
それほど大きくない幼稚園で、園児は定員75名。こちらでは8月が年度改めの時期(学校は新学期は9月から)その年の9月までに3歳になった子供が通うことができるようです。
ほんの1ヶ月ほど前までは 知らない場所、特に子供がいるところには絶対いけなかった彼女でしたが このところ新しい成長過程に入っているようで、園の遊具で遊べたり あちらの部屋、こちらの部屋をのぞいてみたり、思ったよりなじめているようでよかったでした。
それでもやっぱり子供が怖いみたいで 子供が彼女に向かってきたり すれ違ったりするときは すごい形相で逃げ腰のかまえをみせてました。
コミュニケ-ションが完全でない私たちなので 何でそんなに怖いのか 全く思い当たる事件もなく ただ「わけがわからない」としかいうことができないのです。

さて 幼稚園の一室に ケ-キのビュッフェがあって 喫茶室も用意されてあったので
チョコレ-トケ-キ、レモンケーキ、チ-ズケ-キを選んで食しにいきました。
喫茶室を見渡すと ふと目に付いたのが 手描きの世界地図。
ヨ-ロッパでの世界地図は ヨ-ロッパが真ん中にあります。
日本は 地図の右端にすまなそうについている、まさに 「極東」といわれる由縁。
その地図にも日本は 描かれてあった・・・・・・・・・・・・・・・が。
北海道、本州、四国、九州はもちろん、沖縄の区別はなく ひとつの大きな島として
描かれていた。
ヨ-ロッパでの(ドイツでの) 日本という国の認識なんて 本当にこんなもんだ。
日本にしかいなかったとき、世界でも屈指の経済大国で 大きな2回もの戦争にも参戦した日本は 世界の中でずいぶん上の位置に位置づけられていて 当然世界中でもよく知られている国の一つなんだろう、と 買いかぶっていたわたしは こちらに来たばかりの頃こちらの人の 全く日本という国に対しての知識がないことについて 非常にショックを受けたものです。
町を歩いていても まずかけられる声は「中国人!!二-ハオ!!」が圧倒的。
その次は「韓国人か?!」
ひどい人は 「日本て中国のどこにあるの?」という人もいる。ウイ-ンでは 日本人が非常に多いのでそういうことは少なかった。
自分が自分の国のことでショックを受けていることを逆に考えてみて じゃあ 日本人は
ドイツ、ドイツ人のことをどんなふうに理解しているうだろう?
・・・・・・・・・・・・・・・・わかってないんです。
よく 日本人にもっとも似ているヨ-ロッパ人といわれていたような。。。。。堅実、律儀。
確かにドイツ人は堅実だ、フランス人、イタリア人よりは 地に脚をつけて生きているらしい。じゃあ 精神的な背景は?
日本人の律儀さって 正義から生まれてきてるんだ思う。
これについては またいつかちゃんと書きたいんだけど、新渡戸稲造著の「武士道」を読むとその通りじゃないのか、と思う。
ドイツ人の堅実さはどこからくるのか?これは わたしにはわからないので一度主人に質問したことがあった。2002年のサッカ-ワ-ルドカップのとき、ドイツは結局準優勝したんだけど 優勝決定戦まで ドイツが勝利しても騒いでいるところをみたことがなかった。
ほかの国、例えばトルコ、ドイツにはトルコ人が多いんだけど 勝ったらバカ騒ぎ。
車に乗り込み 箱乗りをし 国旗を振りかざし クラクションを鳴らし 町中を練り歩く。
「どうしてドイツ人はそういうことしないの?」と聞いてみた。
「ドイツ人は 怖いんですよ。次に負けたらどうしよう、って思いのほうが強いんだとおもいますよ。どきどきしちゃっているんですね」と主人。
誤らないドイツ人、コレに対しても同じようなコメントをもらったことがあった。
「ドイツ人が(ほかのヨ-ロッパの国については わたしにはわからない)自分にたとえ非があっても誤らないのは、誤ったら完全に自分の負けを認めることになり すべての責任を負わなくてはいけない、その恐怖から逃れるために絶対「ごめんなさい」とはいわないんですね」という主人の答えが返ってきた。
日本人は いさぎよく自分の非を認め 誤ることこそ美徳なのである。
土壇場でも 冷静に自分の位置を見極め 正々堂々と対処できることこそ、立派なのである。
主人が病気になったとき、たかが注射で「うわぁ!!痛い、いたい!」とわめきもだえる姿をみたことがあった。当時35のいい大人が、である。
こんな些細なことでさえ 生じている感覚のずれ。
真の国際化は 図れるのか、地球よ?!


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