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2007年7月12日 (木)

Weinprobe~ウィーンにて

ワイナリー、ドイツ語でWeingutといいますが、2004年のモーゼルを皮切りに2005年、スペインのテネリッファ、とついで今回久々のWeingutめぐりになりました。

今回訪ねたのはウィーンの北部、StammersdorfというところにあるWienigerというワイン農家。約束の時間は4時。

案内専門の人が急病ということで社長自らが案内をしてくれることになった。蒸し暑い雨の日だった。

だいたい今までの経験でワインを作っている人たちは親切で温厚、でも一本筋が通っている人が多かったけどWienigerさんもそんなタイプ。
笑顔は若い頃の西田敏行似?(笑

まず、ワインケラーを見学、息が白い、のどが痒くて出来が出る、

うわぁ~、むっちゃ寒いやん!

ケラーで仕事をしていた社長のお父さんと出会う。
お父さんは樽にろうそくを入れて多分殺菌じゃないかとおうが、その作業中でした。

あまりの寒さに(防寒をしていかなかったので)とっとと社長室に戻り さっそくワインの試飲が始まった、待ってました

まずは食前酒としてロゼを・・・・さっぱりとしておいしい。

日曜日にある程度飲んでいるので
http://brulla.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_5268.html

↑参照

知っているものは飛ばし、飲んでいないグリューナーフェルトリナーをいただく、

うまい

これしかいうことはない。

グリューナーフェルトリナーでもドナウ川の西側、の斜面で作られたもの、東側の斜面でつくられたもの、で味は違っていて、もちろん土壌や降水量、日照時間などが影響しているんだろうけど同じぶどうでまったく味が違うのがおもしろい、そんな違うもう1種類もいただく。

そしてシャドネー、ぼちぼち。
Weissburgunder,ぼちぼち。

そして赤へ~

ここの赤は単独のぶどうから作られているものは少なく何種類かのぶどうを混ぜて作ってある、いわゆるCuvee、キュヴェーというものが多かった。

中でもTrilogoeという3種類のぶどうを混ぜて作ったものは 家に帰ってきてから飲んだけれどかなりおいしい
。飲んだ後いつまでも口の中にさくらんぼの酸味と甘みのようないい香りが漂う、ドイツ語ではAbgangというのだそうだ。

ドイツとウィーン(オーストリア)、隣の国なのに全然気候が違っていて、2003年はモーゼルワインはまれに見るいい年だったそうだけど ウィーンでは熱すぎてグリューナーフェルトリナーには特によい年ではなかったらしい。

この温度だったからこのぶどうはよかったけれどこのぶどうは駄目だった、ということがあるのだそうだ。面白い。

ウィーンを代表する赤ワインは、Zweigelt、Blauerfraenkischerだけどそれを作るにはウィーンは寒すぎて もっと南、オーストリアだとBurgenlandやSteiermark、Kerntenなどに行かないとできないんだそうだ。

私達がモーゼルにいたっときに泊まったワイナリー、Peter Barzenは モーゼルの気候、土壌にはリースリングがもっとも適していると断言できるし 自信を持って育てているんだ、といっていた。

ワインを作るって 一種の芸術だと思う。その人の舌や趣味、感や指導力、行動力である程度が決まるけど、お天気ばかりはどうしようもない。

歌も同じだとおもう、音感、感受性、生活が音楽にはえる、でも楽器は生ものだからそのつど状態が違う、それを把握してさじ加減を調節するんだ。

さてさて、しめはEdelsuessワイン、Trockenbeernausleseをいただいた。
このEdelsuessワインもばくちみたいなものらしく、できる年、できない年とありできるかなぁ?と期待していても気温が下がらなかった、とか採っている最中に気温が上がってきちゃってだめになった、とか 本当に人の力だけではどうしようもない力に支えれらて出来上がるのだそうだ、これはEisweinの話。
Trockenbeernausleseも よし、このぶどうはいいぞ!と思われるぶどうを木につけたままほっておいてからからになってカビが付きだした頃に収穫し作るんだそうだが、これも
かびがつかなかった、とか 鳥に食べられてしまった、とかでできない年があるらしい。

そんなワインをいただく~
はっきり申し上げよう、こんなおいしいTrockenbeerenausleseは飲んだことがなかった。
甘い、蜂蜜のような濃厚さ、でも飲んだ後口は甘ったるくなくすっきりしている。

ワイン試飲中もニコニコしながら私達の質問に対応し自分も自分のワインを堪能されていたWienigerさん。
私が日本人と知ると「無印良品っていいっすよね?!ぼく大ファンです!」とノートとサインペンを見せてくれました。
日本にも輸出されているらしいこのWienigerのワイン、目にしたら一度お試しあれ。

情報、2006年のドイツ産Einwein、Trockenbeerenausleseはものすごい貴重なのだそうだ、少ないうえに質がいい、見つけたら直ちに買うこと。

2004年のTrockenbeerenausleseをわたしのお友達がうちにワイン質としておいていっているが当時200ユーロしたそのワイン、今では3000ユーロださないと買えないほどプレミアがついているらしい。
しかし、これも保存状態のよしあしで味が変わってしまう、
生き続けている飲み物なのであ~る。

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