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2007年8月23日 (木)

ゲーリーウェーバースタジアムにアナ ネトレプコを聴きに行こう~♪

2年越しでした!!!!!!!ウィーンフィルの定演は最低でも3年待ちとか聴いてびっくりしていましたが、2年待ちました。
いよいよその日がやってきました!!!!
ベルリンから子守を引き受け わざわざ足を運んでくださった主人の両親、本当にありがとう。

Gerry weber stadionはもともとスポーツのためのホール(体育館?)で 日本ではあまり有名じゃないけど テニスの世界大会 Gerry weber openも開かれる ドイツでは
有名なスタジアム。そのスタジアムが実は私達の住んでいる村の隣村にあり
そこに あの アナ ネトレプコとローランド ヴィラツォンの夢の共演ツアーがやってくるのだ!!
残念ながら ヴィラツォンは体調不良のため欠場、変わって ホセ クーラが代役として
アナの相手を勤めることに 2週間前くらいから決まっていた。

さて、隣村のスタジアムといってもこれまた初の訪問なので余裕を持って1時間前に出発。娘には「お母さんとパパはアナを聴きに行ってくるからね。OmaとOpaのお話よく聞いておりこうさんでいてね、今日はOmaに本を読んでもらいなさい。美弧ちゃんがねんねしている間に帰ってくるから 明日の朝、おはよう~!ってまた会えるよ」
無事 脱出成功!

驚いた!1時間も前に着いたのに駐車場はほぼ満員?
私達はスタジアムまで歩いて10分くらい離れた駐車場に車を止めて歩いた。
うひゃ~、こりゃ雨降ってなくてよかったわ・・・・・・・
入ってくる車のナンバー、すでに駐車されている車のナンバーを見るとゲッティンゲンから、とかマクデブルグからとかずいぶん遠いところからやってきている。
そうか、ドイツでのこの公演自体が少ないから 皆遠くからでも足を運ぶんだ、
なぜか、この辺の人だけが来ると思ってしまっていた私は 今更ながら アナの世界的人気に驚かされアナのドイツでの人気をも思い知らされた。
スタジアムの前は ビール、ブラートヴルスト、ブレッツェル・・・・・・屋台が並びまるで
お祭り騒ぎ
なるほど、早くからきてここで遊んでいることもできたわけだ、しかし子供にご飯をやって
寝るしたくをしてでてこないといけなかったわけだからね~
トイレの前もものすごい列!こりゃ開演前に一杯なんてやったらトイレに行くのもたいへんだから何も飲まずに いざ 会場へ!

うーん、でかいぞ!サッカーのスタジアムのようだ。
わたしたちの席は 1Rangの1列目、ど真ん中の27,28番、チケット発売日、
発売時間9時寸前に買いに行ったので納得の行く席だ。
ステージと並行してある席は Parkett。そこは高いけれど 私はアナを見たいのじゃなくて アナの歌が聴きたくてきたので Parkettは音が頭上を飛んでいくのであまり適していない、ということであえて Rangを予約した。
開演時間8時、続々と会場へ人が流れ込む。
オーケストラは ベルリンのドイチェ オーパー ベルリンが勤める、オーパー専門のオケだからアナも歌いやすいに違いない。
オケが舞台に入りチューニングが始まる、いいなぁ、この緊張感♪
指揮は マルコ アルミリアート(知らない)

まずは セビリアの理髪師序曲
うまいなぁ、このオケ、メロディーのフォルテとピアノの切り替えがすごい距離感があって
きれいだ。でも弦はやっぱりウィーナーフィルハモニーかなぁ?ピッチがあちらのほうが
高い?華やかに聴こえるんだけど・・・

そしていよいよ アナ ネトレプコ 登場~!!!!!!
お得意の ラ ボエームのミミのワルツだ。
出だし、tutta ricerca in me があがりづらそうだ、調子がよくないのか?
後半持ち直してきた。誰でも一曲目出だしは歌いづらいもの。曲のなかで調整してくる
あたりたいしたものだ。

さて続いて ホセ クーラによる トゥーランドット、リュウのアリア。
ヴィラツォンは 太陽燦々メキシコ~、って雰囲気だけど ホセはしっとり落ち着いた
雰囲気。アリアも淡々とそつなく歌い上げて大絶賛~ 観客は彼の代役に大満足。

続いて アナ、またもやプッチーニ、今度はつばめ。
美しい、高い音をピアノで歌えるあの技術、すばらしい。なんであんなに甘く歌えるんだろう、いいなぁ、うらやましい・・・・・

オケによるカルメン序曲。これはもう語るまでもない、曲の勢いにのって さあ次いってみよう!

ホセ、アンドレア シェニエのアリア。
この人、多分ものすごい舞台の数を踏んでいる人だとおもう。うまい。
淡々とうたうのだけれども、情が伝わってくる。これ、ドミンゴで聴いたことあるけど
ホセのも素敵だと思う。

1幕最後はデュエット、オテロから。
最初から2人とも芝居入っているぞ!!中間過ぎて 2人の名前を呼びあうシーンからは
鳥肌ものだった。2人が口つけをする。愛し合ってるわ~(この歌の中で)
曲が終わるとともに観客総立ち!!!

ここで20分休憩。

2幕はパリアッチの間奏曲からアリア、笑え パリアッチへ移行。間奏曲が終わりに近づくとホセが舞台へトニオとして登場。
ドミンゴのトニオが好きだけど このトニオもいいぞ!すばらしい!

アナ、ベッリーニのノルマ。
アナはコロの部分もうまいなぁ~
オルガのレッスンでは コロを歌うときは重い荷物を置いて楽に歌うのよ(要するに
体に羽が生えたように自由に楽に歌うという意味)を教えられているが
とにかくうまい。私もリリックのコロなので食い入るように聴き入る。

オケ、カヴァレリア ルスティカーナ、間奏曲。超有名。

アナ、ホセによるボエーム、ミミとロドルフォの有名なシーンをデュエット、ホセのソロ、
アナ、デュエット。オペラのシーンを見ているよう・・・・・
プッチーニ、何回聴いてもいいねぇ~

これで一応プログラムは終わり。大喝采~
指揮者とアナとホセに花束が渡される。
皆さんスタンディングオーベイションのアンコールをねだる。

まずはアナ、18番の レハール「Meine Lippen, die Kuessen do heiss」。
のりのりのアナ。勝者のみが浴びることができるライトの中で伸び伸びと歌うアナ。
・・・・・・・うらやましい。
私にとって舞台に立って歌うことは私の人生の成功ではないけれど、あのように
自由自在に楽器を使いこなし歌が歌えるようになりたい、と再び思う。
11月、かならずウィーンに行こう、多くはできないけれど 私の可能な限りウィーンに足を運ぼう、次のヴィートマーのゼミも受けよう。
私は自分の人生の勝者でありたい。
そして娘は・・・・・彼女が歌手の道を選ぼうと選ぶまいと いろんば場所へ連れて行こう、
そしていろいろな国の言語を聞かせよう、文化に触れさせよう、実際に感じさせよう、
大きい親から生まれた彼女は楽器は保障されている、声の質もすぐれていると思う、
これを天からすでにもらえていることは すでに彼女にとってラッキーなのだから。

そしてホセ、トゥーランドット「Nessun dorma」、もういうことなしだ!すばらしい。
Vincero、Vincero(勝利するだろう!)そうだ。その通りだ!勝利をつかみに行くんだ!
歌と同時に拍手が沸き起こる、人々が立ち上がる。

私の人生の歴史に残る名演奏でした。

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