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2008年3月15日 (土)

スライサー買ってくれ!~負けの日

今晩のご飯はたんたん鍋(たんたん麺のスープのお鍋)にしよう!!と午前中近所のお肉屋さんへ散歩がてら買い物に・・・・・
たんたん麺にはひき肉と豚の薄切り肉が要る。
そこのお肉屋さんはばら肉やもも肉を日本のスーパーで買うように薄く切ってくれる。
ドイツのお肉屋さんで売られているお肉のスタイルはほとんどがブロック、パック入りのお肉も日本の豚かつ用が一番薄いくらいなので、そのお肉屋さんの存在は私にとってありがたかった、今日までは。
お肉屋さんに入りばら肉ともも肉の薄切りを注文、ここでしっかり言わなくてはならないのが「カルパッチョのように薄くきってください」ということ、ただの「薄く」では豚かつ用程度の薄さにしか考えてもらえない。
バラ肉をスライスしてもらっているまではよかった。私がお願いした店員が使っていたスライサーを他の店員がハムをスライスするために使おうとして、わたしがお願いした店員さんが「あ、それ生肉に使っているからつかえないわ」みたいなことをいった、もう一人の店員さんが「何に使ってるの?」「薄くスライスしてるのよ」
その後のもう一人の店員さんの言葉・・・・・・・「Ach, Du bist ja einer」。
・・・・・・・・・・・・・ああ、こういうときほどドイツ語がわかるようになったことが切ないと思うことはない。
この「Du bist ja einer」はいい意味にも使うときがあるけど、このときの場合はその反対。
「たいへんね、気の毒に、ご愁傷様」みたいな意味になる。
いうか?普通客の前でそういうこと?!
おもわず太字になってしまった。
ここでも、肉をスライスする仕事は歓迎されているわけではないんだ・・・・・・
私がお願いした店員さん、もも肉についての注文を私に聞き返す、「これはどうするの?」
「これも薄くしてください」・・・・しかし、彼女はそのもも肉を包丁を手に とんかつ用の肉よりちょっと薄めに肉を切り出した・・・・・
あ~・・・・・もう私には「違います、これもカルパッチョのようにスライスしてください」をいう気力がない・・・・・・・・
5ミリよりちょっと厚めに切られていくもも肉を見つめながら(ああ、もうこの店にもこれなくなってしまった)と思った。
お勘定のとき「骨の折れる仕事をしてくれてありがとう」、ええ、もちろん私としてはかなり皮肉の意味でいいましたが「ありがとう」の意味にしかとらないこの国の人には
私の切ない気持ちは理解できないことでしょう。
家に帰ってきて主人に泣きつく~、「もうあのお店には行きたくない」
「じゃあスライサーを探しましょうね、これからの生活のことを考えたら僕達には必要でしょ」
ありがとう、パパ、私の切なさをわかってくれて。

そんなんできょうの午前中は負け~








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