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2008年5月21日 (水)

怒りついでに・・・・

日曜日にお邪魔した独日ファミリーには8月に3歳になる男の子がいるのだけど、お邪魔している間中 彼は一言も日本語を話さなかった。
日本人お母さん達との話の中に たま~にそういう子供がいるらしい、という話を聞く。
以前そこのお母さんと電話で話したときに
「うちの息子は全然私と日本語で話してくれないのよね・・・・私が言っている事はわかっているみたいなんだけど、返事はドイツ語で返ってくの」といっていた。
主人にその話をしたところ
「子供のドイツ語に日本語で返事をしてしまっていては 子供が日本語を話すように
なる必要がないので 話せるようになるはずないです」といった。
そういえば うちは 娘がちょっとドイツ語を私に対して使ってしまったりすると
「あれ?ドイツ語いわれてもお母さん 何話しとるかさっぱりわからんもん」
といった返答をする。それについての答えは絶対に返してこなかった。

日曜日、お宅に到着してすぐ、下の8月で1歳になる女の子はお昼寝をしているところで
お兄ちゃんが妹さんの寝ている部屋を空けようとすると 案の定、彼女は まずドイツ語で彼に話しかけた。
彼女とは 再三にわたってバイリンガルのことを話してきているけど、私はもう彼女と
バイリンガル教育について 少なくとも わたしから話題にすることはないだろう・・・・・

昨日 バイリンガル教育の師と崇めるお母さんに娘の2次試験のこと、日曜日の訪問のことをメールした。
やはり彼女はつわものだ。
彼女はうちとは別の州に住んでいて その州では4歳児対象の語学テストというものが行われない。彼女には今年8歳になるおねえちゃんと5歳になった弟さんがいて、息子さんのほうは幼稚園のほうで語学の補習を受けているらしい。
その内容について彼女はお冠!
まず、補習時間の内容について 親にまったく報告がない。
授業時間が勝手に変更になる、休暇が勝手に変更されている。
それについて 彼女は決起し 来週早々に補習時間を受け持つ先生と話し合いの時間を
持つことになっているのだそうだ。
彼女の家庭のバイリンガル教育は徹底している。でもその徹底さがおねえちゃんを見ていると バイリンガル教育への成功につながっているのがはっきりと伺える。
うちは主人のバイリンガル教育に対する考え方が徹底している。
私は 娘の遅れているドイツ語を心配して「やっぱり私もドイツ語で話したほうがいいのではないか?」とか提案するけれど 主人は自分の信念を絶対に曲げない。
「いいえ、それは絶対にいけない。ドイツ語が母国語になるためには まず正しい発音を聞かせ身につけさせること、文法的に正しいドイツ語を聞かせること、です。
バイリンガル子育てでで大切なことは 子供の頭の中に 切り替えるスイッチを設置してあげられるかどうか、ということです。
日本語、ドイツ語がぐちゃぐちゃに混ざってしまうということは、それはすでにバイリンガルではありません。
今は親も子供も苦しいときですが 最終的にきちんとしたバイリンガルに育てるためには
そこは絶対にゆずれません」

バイリンガル子育てに限らず、両親がいつも密接に話合い 子供の成長、状況の変化を
感じあいながら 両親が同じ方向を向いて子育てをしていくということは とても大事だ、というか、基本であると思う。
お母さんばかりが怒っていて パパは半分笑いながら子供を注意したりしているのでは
子供はどちらが正しいのかわからなくなってしまう。
しかも子供は賢い。やさしいほうに傾いていってしまう、助けを求めてしまう。
そこに親子の優劣が生まれてくる、ただやみくもにやさしい者が自分に対して正しい者になってしまう。

今朝は子育て、バイリンガル教育についても深く感じ入るのでありました。

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