Puppentheaterを観にいこう♪
土曜日の午後、幼稚園で夏祭りがありました。
その一番最後のプログラムがPuppentheater、人形劇でした。
幼稚園の体操室では狭いので お隣の教会へ移動~
演目は「3匹の子豚」!
Puppentheaterはドイツでは子供に大人気なのに、実は私達ドイツにて初観劇。
いったいどんなお芝居が始まるんだろう~
舞台は至って簡単、木でできた枠が4セット置かれているだけ・・・・・これでどうやって子どもを魅了していくんだろう・・・・期待!
お姉ちゃんを一番前の列に座らせ 私と僕ちゃんは2列目に腰を下ろした、一列目はできるだけ園の子供を座らせてください、とのこと。
黒いカッターシャツに黒いずぼんのおじさんが 前口上?を述べ始めた。
おじさん・・・・絶対に人形劇やってる人とは思えないいでたち・・・・・強面、頭はスキンヘッド・・・・
僕ちゃん、お姉ちゃんと離された上に おじちゃんの話が退屈で ぶーぶー言い始めた・・・・・そんな僕ちゃんを横目でギロリ!!とにらむおじさん~・・・・・
僕ちゃん、なかなか落ち着かない、おじさん、またにらむ・・・・・・
園長先生が私達のところにやってきて
「後ろに行って 歩かせるといいですよ」と提案。
こういうところ、やはりしっかりしているなぁ・・・・見る人たちに迷惑をかけないための配慮・・・・・・一人1ユーロ払って入っているのに、公共でのマナーはきちんと守らせる。
僕ちゃんを抱いて後ろへ行き、僕ちゃんを歩かせていると、いよいよ人形劇が始まった。
な・・・・なんと!!スキンヘッドのおじちゃんが音楽にあわせて踊りだした~
私・・・おもわず身動きできなくなってしまった・・・・・・や・・やるな?!
まずは木の枠に ジグソーパズルをはめ込むようにして 背景を作っていくおじさん。
草むら、ひつじ、花、てんとうむし、かたつむり・・・・青い空、お日様、雲・・・・・時には子供に質問を投げかけ だんだん舞台が出来上がっていく。
作っていく間もおじちゃん、木の枠の周りを踊りながら歩いている・・・・・・・・
そしていよいよ3匹の豚の人形が登場して お話は進行していった~
明かりが落ちて びっくりして泣き始めた子供を持ったお母さん達も、速やかに場外へ退出。立派な心がけだと思います。
僕ちゃんは 劇が始まったらおりこうさんに、ぼちぼち集中してみてました。
「ぶた~、ぶた~」
ちゃんとわかってましたよ!!
豚が窓から顔を出したりひっこめたりしているところは「あれ~?」と場内で一人だけいい反応かましておりました。
途中で庭仕事を終えたパパさんも合流。
結局子供も大人も虜にしたまま 45分の人形劇は大喝采のうちに幕を閉じました。
おじちゃん、すごいなぁ・・・・・・とても人形劇やる人には見えないのに・・・・・・
狼もあわせて一人4役、声色も声の表情も巧みに変えて まさに職人芸、汗びしょりに
なって 私達を楽しませてくれました。
さて、前で一人で見ていたおねえちゃん~
「楽しかったね」
「うん、♪お~かみなんか~ こわくない~ こわくないったら こわくない~♪」
大きな声で歌いながらお家に帰りました♪
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