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2009年5月 7日 (木)

いざ、言語療法士のところへ!!

先週から医者通いが続いていて 体調も下り坂なので しんどい・・・・・・

昨日は 2月の初めに行って3ヶ月の期間をおいての 娘の言語療法士からのチェック。
先週耳鼻科に行って 聴力は正常だというお墨付きをもらっています。
1月14日の左耳の手術後、お姉ちゃんの人の話しに対する反応はとてもよくなりました。
幼稚園の先生からもいいお話を聞いています。
4月25日、ベルリンでオルガンの話を聞いた時のあの集中力のなさ、あれは
耳が長い間(?)聴こえていなかったために「聴く」という動作に慣れていなかったために
見られた態度なのか?
それとも 年齢相応の反応なのか?性格もあるのか?


果たして、検査ではどんな結果がでるのでしょうか?

昨日の先生は前回の先生とは別の方、女性でした。
「なぜ今日はここへきたのか?」と 前回と同じ事を聞かれ、今までの娘の人との会話の時に起こっていた様子、うちの州が行っている4歳児対象の語学テストの結果、
左耳のこと・・・・・などをお話しました。

先生からは うちの生活の様子、特に 2ヶ国語で子供を育てていることに注目した
質問を受けました。

「日本語とドイツ語、文法的には大きな違いがありますか?」

「発音的に大きな違いはありますか?」

「日本語はお嬢さんはどれくらい話すことができますか?」

などの質問を受けました。

ドイツ語と日本語の文法・・・・・とても差があります・・・・よね?
ドイツ語は会話の時でも文型がしっかりと定型がある(例外もあるけど)のに対して、日本語は会話文になると 主語が省略される場合もあり、助詞、助動詞もいろいろな可能性があり、目的語などの位置も特には決まっていない・・・・
と割とフレキシブルな言語だと思う。

発音は全く違うと思います。ドイツ語は体を使ったり 顔全体を使って口をよく動かして
発音する言語だと思いますが、日本語は口先をもごもご ごにょごにょ動かして
発音しているような気が 私はします。腹から声を出す、というより頭のてっぺんから
声を出す、ということが できるでしょうか?
母音も ドイツ語は深いですが 日本語は浅いし、「あ」という一つの文字で対応する
発音がドイツ語よりアイマイ。
ドイツ語は「A」といったら 絶対に「A」じゃないと 誰にも通じない。

娘の日本語力、日本で育っている子供と比べて 90%以上の日本語力があると思う。
日本に行っても コミュニケーションの問題は一切なし。
日常では やっぱり 助詞をどれを使ったらいいか?とか 語彙の少なさ、不正確さ、
があるけど・・・・・

テスト開始。
ドイツ語のボキャブラリーテスト。
自信がないと小声になってはしまっていたけれど、発音、語彙の正確な認識ともに
問題とされるレベルにいたらず。

似ている単語の発音の識別。
たとえば 「Garten(庭)」と「Karten(カードの複数形)」、「Kopf(頭)」と「Topf(鍋)」など。
問題なし。

前置詞、いささか問題ありか?

以上のテストを経た結果、「医療的に言語サポートは必要なし」という判断をいただきました。

前置詞の問題については先生がこのように説明してくれました。

「DATIV(3格)がいまいち 使いこなせていませんが、それは両親ドイツ人の家庭で育った子供であっても 現在80%の子供がDATIVを使いこなせません。
ドイツ人の成人であっても DATIVを使えない大人が現在では多くいますから
二ヶ国語で育っているあなたのお嬢さんが それができないからといって
何の問題もありません。
DATIVと同じように GENETIV(2格)も正しく使えるドイツ人は年々減りつつあります。
私たち 言語学に携わっている者達の間では『そのうちに ドイツ語からは DATIVとGENETIVはなくなるんじゃないか?』とさえ うわさされています。」

娘に人の話に集中力がないのは?

「お嬢さんが 言葉に集中できない理由として やはり考えられるのは 2ヶ国語で育っている、ということだと思います。
これだけ違う言語を使って生活しているのですから 彼女の頭の中は おそらく
一杯一杯であろうとおもわれます。
ですから 周りは ゆっくり のんびり 彼女の言語の発達を見守って サポートをしていってあげてください。
どちらも 今 完璧に話せる必要はありませんよ。
『5歳で2ヶ国語を90%以上支配している』、これは すごいことなんですから!」

力が抜けたのか、先生の話が嬉しかったからか・・・・・・
じわっと涙がこみ上げてきましたよ~

思い返せば 辛いことの多かった バイリンガル教育であります。
義母には 孫のドイツ語の不出来を嫁のせいにされ、義父とも再度に渡り言葉のことで
口論をし(2人とも バイリンガル教育を薦めていたにもかかわらず)、
幼稚園では 日本語で会話をする奇妙な母子と遠巻きに見られ(日本人母親は 子供の日本語の最初で最後の砦、いつでもどこでも子供とは日本語を話さないといけない、というのが バイリンガル育児の鋼の鉄則)・・・・・

このテストで先生が私達におっしゃってくれたこの話は 今後 絶対に私を強く支えてくれることでしょう。
だって、これからだって 幼稚園の送り迎え中は日本語会話が続くわけですし、
小学校の送り迎えも(ドイツは親が送り迎えします) 私のアジア人な容貌や 娘と話す言葉を中傷されることは想像できますから。
(ありがたいことは 娘がまったく そういうことを気にしない人だということかしら?)

さて DATIVが使えるようになるための家庭で出来る解決法は?

先生「ありませんよ。学校に行ってからちゃんと習いますから お家では 今のまま
バイリンガルであり続ける努力を続けて 娘さんと気長につきあっていってください」

ど~んと 晴れ!!

※でも 前回あまりにも不出来だった「雑音の中で聴こえてくる言語の判別」テストは
今回されなかったので またアポを取って テストしてもらうことにしました。

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