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2009年9月21日 (月)

小学校見学に行ってきました☆

今日は朝7時45分から うちの村のある一つの小学校へ授業見学に行ってきました。

本来なら 今日が僕ちゃんの手術の日でしたが延期になったため、もともとは主人が行くはずのところを 私が行ってきました~!!

今日行った小学校は、1,2年生が一つの教室で勉強する、という授業のやり方していて
前もってこの学校に行っているお母さんに話を聴いてましたが 賛否評論いろいろ~

やっぱり自分の目で見て確かめてみたいとね!!

1,2年生の合同のクラスはこの学校には4クラスあるそうで、今日はそのうちの
「ウサギ組み」の授業風景を見せてもらいました。

お姉ちゃんと同じ幼稚園からこのクラスに来ている子が何人かいて、去年卒園した子達は
すでに懐かしい顔になっていたにもかかわらず 皆 私のこと覚えていてくれて
温かく迎えてくれて嬉しかったでした。


7時45分の始業~ 早~
まずは「朝の会」ならぬ 「朝のKreis」。
Cimg8166

前のじゅうたんの上に 円状になって座って、今日の日付、曜日、何人出席しているか、月曜日ということで週末に何をしたかを挙手にて発言。

世界の言葉で「おはよう」の歌を唄ったりもしました。

「あら、日本語はないんですか?」と聴きましたら

「来年、お宅の娘さんが入学したら きっと日本語でもいいますよ!!」とのこと~

先生、やっぱりすごい静かな・・・・・ほとんどささやくような声で子供達と話している!!
日本の小学校や幼稚園とえらい違ってて えらい興味深いぞ!!
あとで先生に質問してみよっと!!

一時間目は 「国語」、ドイツ語の授業です。

先生が透明な箱の中から なにやらアイテムを取り出して じゅうたんの上に転がしました。

Murmel(ビー玉)、 Moehren(にんじん)、Mikado(ミカドという名前のゲーム)

先生「2年生の子はわかっても何かは言わないで・・・・・その代わり コレと同じ条件の
言葉をどんどん言ってあげて!!」

2年生の子たち・・・・・・Mond(月)、Maria、Morgen・・・・・など ヒントとなる言葉をどんどん
挙げていく~

そう!!今日は「M」の日。

「エム」じゃなくて「M(むのUの母音がないモノ←(こうしか説明できんです~)」と発音してました。

な~るほどね。
やっぱり私の中になるアルファベットの概念と ドイツ人がドイツ語を習う時の概念とは
若干のズレがあるらしい~

先生にお伺いしましたら、Sも「S(すの母音Uを無くした発音←これもこうしか説明が出きません~)」と子供に教えるのが正しいとのこと。

このお話の後、子供達はそれぞれの机に戻って、週末の出来事を、2年生は文で書ける子は文で書いて、文でかけない子は絵で描き、一年生はほとんどの子は絵で描き始めました。

回って見させて頂きましたが・・・・
2年生、すでに差が大きいです。
すでに筆記体で文字を書いている子もいれば ブロック体で書いている子もあり・・・

話にはよく聞いていましたが、「FとV」の間違いをしている子や「BとP」の間違いをしている子~
ドイツ語では「FとV」「BとP」など・・・・は同じ発音をするので 小さい子(直されなければ
大きくなってもそのままなんでしょうけど)
にはどうやらその違いを認識して文字を書くということが難しいのだそうで

Feier(祝う)を Veier、と書いている子、いましたね・・・・・

こういう場合、私たちが何回も漢字を書き取り練習してきたように 何回も書いて覚えるしかないんでしょうか?←質問事項にチェック

2年生が前に呼ばれて 次の課題の説明を受けています。

問題「音節ごとで区切られたアルファベットを使って 記されている動物の名前を
作り、正しい冠詞を付けて書きなさい」

というもの。

横4つ、下に4つに仕切られたマスの中に一音節ずつ・・・・・たとえば~

Kro/Gi/Ja/ko/ raf/ gu/ dil/ fe/ar

とあるのを

Krokodil(ワニ)

Giraffe(キリン)

Jaguar(ジャガー)

と正しく並べて、冠詞をつけ~

Das Krokodil、Die Giraffe、Der Jaguar・・・・・と完成させていく~ ←書いていく

なるほど・・・・・・音節がどこでどのように切れるか?注意を払うことって あまりないなぁ~
やはり 日本人には想像もできないことが 国語として習うドイツの子供達のドイツ語の
授業には存在するらいぞ~

その問題を2年生が解いている間に、今度は1年生が前に集められ、「M」の課題を与えられる。

大文字のM、小文字のmを先生が黒板に書き、子供達が真似をして次から次へと黒板にMを書いていく。

お姉ちゃんと同じ幼稚園から来ている 一時期私と小さいすったもんだもあったL君、
Mの線がまっすぐに書けない!と何度も消しては書き、消しては書き・・・・・・
先生のお怒りを買っていました~
L君、その後 席に戻ってからの課題に集中できずに、一人だけ席の向きを変えられて
課題に取り組まされていたけど~

3年間幼稚園で彼と一緒だったし、私とバトルもあったので注目していたのだけど
私がめげずに挨拶を続けていたら 結局、お迎えの時間に 私が来て彼を見つけるのを
彼が待つようになってたの~

気長に目をかけて 愛情を注いでいけば、彼はその期待にこたえられる子。

そういった 不器用で自分をうまく表現できないがために だんだん勉強に遅れていってしまう子どもに対して、この学校ではいったい どういった対応で子供をサポートしていくのだろうか????

お姉ちゃんと同じ幼稚園に来ていた2年生のH君。
ご両親ともトルコ人なので ドイツ語がいまいちなのは仕方がない・・・・・

彼、特別に彼だけの課題をこなしていました。

Der Hund _eisst mich.

・・・・・とまあこんな課題。
下線のところに正しいアルファベットを書きなさい、というもの。

集中できないということもあるだろうし、ドイツ語がわからないということもあるだろう。
全然手が進んでなかった・・・・・

私が勤めていた学校、もしくは学生として在籍していた小学校、中学校の先生は
ああいった遅れている子を常に目をかけ、声をかけしてきたものでしたが・・・・・
H君、ず~っと授業中はほっとかれっぱなし~

日本の学校の先生っ・・・・・まあ ここにもそれぞれ格差があるので一概に『日本の』とはくくれないのでしょうが・・・・
自分が教師として仕事をしていたときは 授業中に生徒を回って 
「ここはすばらしいね」とか「このアイデアステキね」とか 子供を褒めて やる気を起こさせたりってなこと、もっとあったのですが・・・・

今日の先生、課題を出すことが主で、そういう心配りというか。。。。子供を精神的にサポートするシーン、なかったなぁ。
今日一回の授業で ソレは判断できないんだけどね~

今日 見て回っていて すごい字が上手な子とか、文章がちゃんと書ける子に

「わぁ!!貴方 すごい!!!」

って話しかけたら すごい嬉しそうで 得意になってそのあとも書きつづけてた・・・・

H君、とてもいい子なのに。彼だってちゃんとサポートしてあげれば きっとちゃんと
彼なりに勉強伸びていくと思う。
やる気のサポート、コレも ドイツでは家庭での役割、なんでしょうかねぇ?

こういった授業についていけない子には 放課後、補習授業があるとのことでしたが・・・
切ないなぁ・・・・・・

またある別の2年生の女の子を見たら 全然難しい課題を与えられてる。
なんでそんなに差が出てくるの?

↑ドイツの小学校では1,2年生はSchuleingangsphase、といって就学予備期間、のような時期なのだそうで、希望すれば3年間、1,2年生の授業をとることができる、のだそうです。
なので先生と話をしてみて、彼女は今年3回目のこのクラス(2年生を2回受けている)
に在籍していて、進んでいるのではなく むしろ遅れている、のだそうです・・・・


・・・・・へ・・・へぇ~

なんでささやくようにお話しするか?

先生「私が小さな声で話せば子供達は皆注目して聞くし、子供達の話し声も小さくなるんですよ~」

ごもっともですが、日本でのあの授業風景が 血肉骨になってしまっている私には
えらい新鮮でおもしろうございました。

でもこれは先生によってもずいぶん違うそうなので、一概にドイツ人先生がみんな
ささやくような声で授業をなさる!というわけではないらしいですよ!

先生「日本の先生方はえらいパワーが要りますね」・・・・確かに・・・・・

7時45分から9時15分まで、1時限が1時間半、長い授業が終わりました。

楽しかった!!教師の血が騒ぎました!!

自発的に発言できること。
これが1,2年生の授業でかなり重要だと思われます。

たとえば 週末の思い出を描写する、など~

「今日はなにやってきたの?」「週末はどうだった?」など
もっともっとお姉ちゃんの記憶に働きかけていく必要が 私にはある。

絵を描いたり、紙粘土で思い出に残っているものを工作したり・・・・・

多分、字を書いたり 計算したり・・・はお姉ちゃんにとってそんなに難しくない課題だと思うから そのあたりを楽に表現できるようにしていってあげないといかんねぇ~

コレ、いつか聞きたいこと。
ドイツ語、一般的に子供達にとって何がどのように難しいか?
典型的な間違いはどんなものが多いのか?
注意するポイントは何か?

今日の国語を見せていただいて、やっぱり日本人母の私は 「ドイツ語」に介入してはいけない、と強く思いました。
でも 娘がもらってくるだろう課題(宿題)を見てあげるためには どういうポイントを踏まえて チェックしてあげないといけない、ってことは 絶対重要なはず。

時間がなくて全てのことを納得行くまで質問できなかったので、金曜日の夜にある
Infoabendに行ったり電話で質問したり出来るはずなので どんどん自分の中の疑問を晴らしていけたらいいなぁ、と思っているところ~

Cimg8167 さて、今週は週末に残りの2つの小学校の見学会がありますよ!!

どの学校の校風、ポリシー、雰囲気が
わが娘に合うのかしら~?


今日見ただけで これだけの疑問や発見があっただけに
たいへん楽しみです!!

   

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コメント

こんにちは。大変興味深く読ませていただきました。

うーん、私、小学校に入りなおしてドイツ語勉強すべきかも?と本気で思いましたよ。
こういう見学が出来るってすばらしいですね!
娘が入学予定の学校でも、こういうのあるのかしら?とふと疑問になりました。
うちのほうは、住んでいる所によって、学校は一応決まっているようなのですが、そちらは、そんなことないのですか?


投稿: よなは | 2009年9月21日 (月) 14時05分

よなは様>去年から?うちのあたりは基本的には校区の小学校に入るのだけど、希望すれば別の小学校にも入れる、という風になりました。
注意して話しを聞いていくと、レベルの違いや校風の違いがはっきりとあるようです。また外国人の問題も田舎だからとはいえあるようで、できるだけ外国人の少ない学校に行かせたい、という希望を持つ親御さんはここでも多いみたい。
今日見た学校はもともとの校区の学校でした。
たいへんいい印象をもらってきました。
週末の2つの小学校で、何を思わせてもらえるか・・・本当に興味津々です~

投稿: ○さん | 2009年9月21日 (月) 15時02分

1・2年生が同じクラスで勉強しているなんて、とても興味深いです~!!年上の子と下の子でお互い刺激になって勉強にもとても効果がありそうですねぇ☆
それにしても、すこ~し遅れている子には授業中に他の子と違う課題をさせたり、ほっとかされたり(←ひどいですね、これは!)、補習授業があったり、、、まだまだ小さい年齢の子なのにドイツって、すでに容赦なく個人主義をっ徹底していると言うか、厳しい世界ですねぇ~。。。
日本ってどっちかと言うと、皆なるべく同じよ~に育てて行こう的な雰囲気がありますよね。和を崩さないよ~に、、、見たいな(^^)
どちらがいいのか私にはまだ分かりませんが、うちの子もこのままで行くと多分こちらの現地校に通うことになると思うのでとても参考になりました♪
それにしても、先生にどんどん疑問を投げかけていくるんるんさん。やっぱりすごいです~!!私も見習わねばっっ!!

投稿: ヨッキュン | 2009年9月21日 (月) 15時38分

ヨッキュンさま>こういうタイプの学校は意外にあるのだそうです。でもうちの村ではここだけ~
一つの机に2年生の子と1年生の子が一人ずつ座って
いたので面倒見のよいお兄さんやお姉さんの横に座れた1年生はラッキー!になりますよね。
逆に遊びがちなやんちゃ坊2年生の横になっちゃった1年生は・・・・・
一長一短、なんでも「コレがいい」って言うことは難しいですよね。
何から何まで違うドイツ、今朝も朝っぱらから目からうろこでした~(笑

投稿: ○さん | 2009年9月21日 (月) 15時54分

フィンランドと似ているところもあってすごく興味深く拝見しましたよ!
複合学級はこちらでもありますが、多くは、人数が足りないから1-2年生、3-4年生を一緒にするという事で、ここは4クラスあるにも関らず、それぞれを縦割りに複合にしてるってことですね、面白い!
子音を子音だけで教える(AアーBベーというのではなく)はフィンランドでもそうなってます。そのほうが、文字を並べた時に続けて読んで単語の発音に繋がり易いからのようですね。Kもクッという短音で息子も練習してます。夫の時代は昔はアーベーセーデーとアルファベットも読んでいたようですが。
個人主義もこちらと同じで、進度に合わせて早い子には更なるプリントをあげたり、遅い子にはアドバイスをしたり、レベルに合わせた課題を出したり、補習も必要に応じて、ですが、フィンランドもどちらかというとおちこぼれを出さないのがルールで、できる子はほったらかしになるといいます。エリート教育ではしたがって遅れていると指摘されていますが、ドイツでは学校がギムナシウムに別れて行ったりと既に差がでてくるんでしたね。その3年間バトルをされたというお子さんには、きっと手が回らないんでしょうね。そこまでのやる気が無いか(これは先生の年齢、経験にもよるだろうし)家庭の責任なのか、ウマが合わないのか・・・。どうなんでしょうね。
また次の見学感想も楽しみにしています。
誕生会お疲れ様でした~!!!

投稿: takako | 2009年9月23日 (水) 07時32分

Takakoさま>金曜日にこの小学校で入学を控えた子供を持つ親を集めてのお話会があるので、なぜここは1,2学年を複合クラスにしているのか、ってこと、聞いてみますよ!
フィンランドでもアルファベットはドイツと同じように教えているのですね。ドイツもその理由はフィンランドと同じだそうです。
ドイツは、エリート教育なんでしょうか?世界の子供の学力の順位はずいぶん低かったような・・・・・
勉強って何のためにするのか?
その部分の刷り込みが子供達に欠けているのではないの?
と思います、一回見た限りなので これは今までここで暮らしてきた直感でしかありませんが。
それは日本でも同じことが言えるような~?
外国人の移民が増えて 家庭の格差が大きくなってきているドイツで 子供達の将来へのビジョンを高く設定していこう!という部分を家庭だけに任せておく、というのでは
国の学力があがっていくはずがないのでは・・・・
日本の学校ほど残業していかなくてもいいから、もうちょっと子供のことをなんとかするために時間使おうよ(3時には職員室に先生一人もいませんよ!!)、と思うのはやはり日本で仕事してたから?う~ん・・・・・


投稿: ○さん | 2009年9月23日 (水) 08時44分

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