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2009年9月 3日 (木)

僕ちゃんを救え!!(言語のサポート)

昨日 お迎えに幼稚園に行きますと~

僕ちゃん、今まさに 先生に注意されて機嫌を損ねたところでした。
で、私の姿を見るや否や 号泣~!!!!!

どうやら 僕ちゃんに近づくお友達に向かって 木の枝で威嚇していたらしい・・・・・

それは僕ちゃんがいかんでしょ!
何が何でも 他人をたたいたり 痛い思いをさせるようなことをしてはいけないんだよ。

どうしてそんなことしちゃったかなぁ・・・・?

母「ちょっと一人で静かにいたかった?」

僕ちゃん、うなづく。

な~るほど・・・・

母「ちょっと疲れて眠かったかな?」

僕ちゃん うなづく。


母「そっか~ 疲れて一人で静かにいたかったんだったら お口でお友達にそういえば
いいんだよ」

僕ちゃん「わからんもん・・・・・」

・・・・・・痛かった、母にはその言葉が痛かったさ・・・・・・

私も話のわからない中で生活する辛さを知っている・・・・でも 彼はたった3歳で
あのストレスとプレッシャーの茂み中で踏ん張っているんだ・・・・・・・

そっか・・・・いくら最近 ドイツ語が上達したなぁ、って思ったところで 
ドイツ人ファミリーで育っている3歳児と比較したら 彼のドイツ語力は雲泥の差。

しかも 彼、自分が失敗してしまったり しかられたりすることで ものすごい自虐の念に
かられてしまうタイプなので もしかして ドイツ語を聴くのは理解しているだけに、
自分が思うように ドイツ語で語り返せていけないことに 憤りを感じているのかもしれない?

あ~ お姉ちゃんは全く違うタイプだった。

いまでこそ 彼女も同じ問題で苦しんでいたのかも?と仮定は出来るけど後の祭り~

当時、お姉ちゃんは 本当にドイツ語が出てこなかったけれども 
自分の感情をうまく表現できる子じゃなかったので 不満を口にしたり 表現したりもしなかったし、(逆に 嬉しいことも表現できる子じゃあなかったけど)、ということと
ドイツ語が話せないことにそんなにコンプレックスを感じている様でもなかった、てことで
こちらも 全く 心配してなかった・・・

・・・というか 本当に蝶々のごとく ひらひらした
性格の人なのでねぇ~

お姉ちゃんは入園当時 一人遊び中心だった、それが彼女だった。

でも 僕ちゃんは きっとお友達と一緒になって遊びたいんだろうなぁ・・・

ねずみちゃんグループでは 年齢が同じ子供達ばかりだったから 言葉も気になるほど
差はなかったのかもしれないけど
幼稚園は下は2歳から上は6歳までが一緒なので(クラスも縦割り、2歳から6歳までが
同じクラス)
人の話に注目できる彼としてみたら 話して行きたいのに言葉が出てこないっていうのは
すごい情けなくて 辛くって 悲しいことだよね・・・・・

母「じゃあ そういう時は今度から『一人にして』って言おうね。ドイツ語では・・・・・」

母、子供とドイツ語話すの禁止
↑バイリンガルとして育てていくためには 正しい発音の習得ということで 
絶対に ネイティヴからしかその言語を聞かせてはいけない、というのがバイリンガル育児の鉄則  
生活に困らない程度にドイツ語が話せる人でも やはり発音は「日本人」の話す
ドイツ語になってしまうし 語順、言語のリズムなどが正しくない、という理由からなんだらしい~

そこで登場、お姉ちゃん!!

母「お姉ちゃん、僕ちゃんに『一人にして』っていうドイツ語、教えてあげてください」

お姉ちゃん「それはね、『Lass mich Allein』 って いうんだよ。言ってみ!!」


なんとありがたい存在だこと、おねえちゃま!!


お姉ちゃんが小さかったときは こんな状態の時、どうやって切り抜けていたっけ?
多分 パパが来るまで待って パパに話をして パパからドイツ語を教えてもらっていたんだろうなぁ・・・・・←しかしすっかり忘れてるし~ 母

母「ほかには『そっとしておいて』っていう言い方もあるよ、お姉ちゃん、お願いします」

お姉ちゃん「それはね、『Lass mich in Ruhe』っていうの。Rだよ、R!!RRRRRRRR

お姉ちゃん、北ドイツののどの奥で言う「R」の模範発音実演~!!←母には不可能


ありがとう、お姉ちゃん!!なんて頼もしい奴なんだ!

しかし・・・・
コレは緊急事態だ。
パパさんが帰宅するのを待って、早速会議。

お姉ちゃんにも 一時 ドイツ語を強化しよう!って時期がありました。
そのときは 7時からの夜のニュースを見るのをやめて パパと一緒に遊ぶ時間、っていうのにしたっけ~
僕ちゃんにも 今まさに そういう時間を作ってあげることが必要!

寝る前の本の読み聞かせ、本当は 一日交代でパパと私だけど、しばらくの間、毎日パパから読み聞かせてもらうってことにはできないだろうか?
その代わり 私は昼間、子供に日本語の本を読み聞かせるから。

パパさんも 僕ちゃんの苦悩を理解してくれて、気分良く 生活リズムのちょっとした変更を納得してくれました。

言語の問題は 上の子の方が手が掛かる?なんて思ってたけど、いやいや~
うちは 下の子の方が 別方向からの圧力で お姉ちゃん時より よりシビアだよ・・・・

ローマは一日してならず・・・・・時間が掛かることです・・・・・
心して 毎日 コツコツやっていくしかない。

獅子王の道は茨の道だ!! しかし共に参ろうぞ~

ここでも 家族の踏ん張りどころ!!

 

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ファイトだ!バイリンガル育児」カテゴリの記事

コメント

そうですか・・・母親がどうやってドイツ語で言うのかを知っていても、あえてそれも母親の口から言って教えないんですね。バイリンガル教育、そこまで徹底されるんだ・・・勉強になりました。
そういうときに兄弟がいると、確かにとても助かりますね。
子供のそれぞれの性格、そしてそこに言葉の壁も加わって、子供自身にとっても悩むところですね。ホント、まさに家族で頑張りどころですね。

投稿: ポッポ | 2009年9月 3日 (木) 11時48分

はじめまして。以前にU7a健診について検索してこちらのブログにたどり着き、コメントを残させて頂いたのですが、反映されなかったようなので、再度挑戦させて頂きます。失礼の段がございましたらご容赦下さい。

私もNRW州東端の片田舎で妻、主婦、母として奮闘中なので、ブログのプロフィールを拝見してとても親近感を覚えました(オペラ歌手は生まれ変わっても無理ですが・・・)。言語関係の記事を特に興味深く読ませて頂き、やはりバイリンガル教育は一筋縄では行かないなぁ、と改めて思いました。うちの長男は2歳で、今のところ日本語とドイツ語の単語が半々くらいですが、日本語を話す相手は私しかいないので、将来的にはどうなる事やら。私のへなちょこドイツ語を子供達に聞かせたくないのは山々ですが、夫は日本語ができないので、家庭内では日本語しか話さない、という訳にもいきません。

・・・と、なんだか愚痴っぽくなってしまいましたが、まるさんちの僕ちゃんが幼稚園でのびのびと自己表現できるようになる事を祈っています。また寄らせて頂きますね。

投稿: penguinophile | 2009年9月 3日 (木) 16時39分

ポッポさま>お姉ちゃん一人を育てていくときは
本当にしんどかったです、全て私一人で日本語を教えていかなくてはならなかったので(一日中 彼女としゃべりっぱなしっていうのができるほど 自分
おしゃべりじゃないので)
そのためにも是非話し相手になる妹弟が欲しかったので彼の誕生はたいへん有難いものでした。
僕ちゃんにもおねえちゃんにもお互いにお互いにの会話の発達を助けるよい相棒となりました。

バイリンガルに育てるには、特に私達の立場で言うと「母親の意識と忍耐」にかかってくるようですよ。
バイリンガル子育てに限らず・・・・そうかな?

僕ちゃんが気持ちよく幼稚園にいられるように
一致団結(ドイツ人的にはありえない言葉だけど)
精進します!

投稿: ○さん | 2009年9月 4日 (金) 07時20分

Penguinophileさま>初コメント、どうもありがとうございました。
私の知っているバイリンガルをしっかりやっている家庭では やっぱりお父さんに子供とお母さんの会話をわざわざドイツ語に訳しながら会話を進めている家庭が多いです。
会話が流れないという状態は きっとお互いにたいへんなんだろうと思います。
バイリンガル育児を進めていくのは母親の努力と忍耐に掛かっていますが、お父さんの(からの、への)理解とサポートは大切ですよね。
うちは主人のほうがバイリンガルに積極的なので
これまでにもくじけそうになった私のほうが 主人から叱咤激励されてきました。
義父母とは言葉のことで何度も論議をしてきました。
彼らも バイリンガルで育てることを大前提として
私が娘を産むまでは 私に懇々と言ってきたのですが
いざ、娘が生まれ いつも一緒にいる私と話す日本語のほうが上達してしまっていた当時は 大激論になりました。(2006年あたりのブログにこの様子が書かれています)
去年の暮れくらいから ようやく娘のドイツ語が伸びてきたので 論議の火種は沈静化してきましたけどね(苦笑
幼稚園でも日本語会話なので ほかの園児達からの好奇なまなざしや 嘲笑もありましたが、もう慣れましたし それは別に子供達に働きかけていったので 
ほかの園児たちとも今ではたいへん温かい関係ができあがりました。
一般的に子育て、はここだけでは語りつくすことが出来ない問題ですよね。
外国人が外国で暮らすって問題も 簡単じゃないですよね。
お近くに また一人、がんばっていらっしゃる日本人女性がいることがわかって たいへん心強く嬉しいです。
いろいろお話が出来ることを楽しみにしてます。
こちらこそ宜しくお願いいたします。


投稿: ○さん | 2009年9月 4日 (金) 07時38分

みにつまされる体験でしたね、、。ぼくちゃん、一生懸命がんばってる!(わからんもん、がどことなく名古屋を感じさせてほろっと来ました・・・市内3年在住者)
わからなくて言い返せない、という事もありえますね。でも言い返さなくていい場面もあるようですね、こちらの先輩のお子さんで10代後半で汚い言葉を浴びせられた時に返す罵倒の言葉をうまく使えなくて言い返せなかった、という事もあった話を聞きました。でも、罵り言葉に同じような言葉を返さなくっていいじゃない!とも思うのです。まぁこれはぼくちゃんのお話とはまったく別の次元の事ですが。

うちも長男にフィン語の読み聞かせを増やしてもらったり父親と舌や唇の動きで発音練習をしてもらってます。でも、私が子ども達にフィンランド語を使うこともあります。2ヶ国語使用状況は結構ゆるやかになってます。
私がきっちりきっちり分けられない性格なのでしょうがないですね。
(私は発音イントネーション自体はフィンランド人にも褒められるようになりましたが、ネイティブではありませんし。偉そうに聞こえたら済みません!)
お姉ちゃんは既に北ドイツ人の発音を身につけているようで、素晴らしいの一言です。兄妹
姉妹がいるっていいですよね。(喧嘩もその分ありますけど)
ぼくちゃん、おうえんしてるよ~!

投稿: takako | 2009年9月 5日 (土) 17時09分

Takakoさま>フィンランド語は文法が難しい、と
いうくらいしかフィンランド語のことは知らないのですが、お子様が唇、舌の動きの練習をなさっているとありますので きっと発音も複雑なのではないかな、と想像しております。
お姉ちゃんに 彼女がわからない言葉を説明するときは、なんだかんだいって私もドイツ語を口にしますが
「後でパパにちゃんと発音してもらおうね」とか
「お母さんの真似は絶対しないでね」とか言ってますね。お姉ちゃんのほうは「お母さんはドイツ語を私とは話してはいけない」と理屈でもわかっているようなので。。。。。
僕ちゃんはきちんとしゃべり分けはできてますが
今は特に 何でも口真似、ものすごい勢いで吸収している時期なので こちらも特に気をつけています。
こちらからも Takakoさんとお子さんたちに応援のエ~ルを送ります~!!


投稿: ○さん | 2009年9月 6日 (日) 06時42分

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