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2010年3月30日 (火)

オペラ「Simone Boccanegra」~ベルリンStaatsoperにて

一番最初に ドミンゴを聞いたのは 1988年、大学1年生になったばかりの○さん~

その頃 ドミンゴは日本でもちょうど ホセ カレーラス、ルチアーノ パバロッティと
並んで「3大テノール」として 騒がれ始めた頃でした。

名古屋の厚生年金会館で初めて聞いた彼の生の声。
スペイン人のドミンゴの歌う「Granada」に めちゃくちゃ感動したなぁ~

1999年、ウィーンの留学中にウィーンのオペラ座の「スペードの女王」に出演している
ドミンゴを聴いた。

すごい存在感。聴衆を ぐぐぐぅ~!っと弾きつける彼の歌、そして演技。
スポットライトはもちろん当たっているんだけど、ソレとは別のモノが 彼を照らし出しているようだった~

そして、2010年~

あんなに楽しみにしていた彼の久々の舞台。

結婚して子供が生まれて 自分に自分の時間がなくなって、ようやく去年くらいから 
子供から手が離れだした。

それまでも パパさんは 私が息詰まると

「1人で出かけておいでよ」

といってくれてたんだけど、自分が子離れできなかったんだよね。
でも おととしの暮れ、初めて1人で外出したのを期に、 ちゃんと子供達の面倒を見れるパパさんにも、 パパさんと一緒におりこうさんでお留守番してくれている子供達にも
信頼が置けるようになって、気兼ねなく たま~に 1人で自分の時間を楽しめるように
なってきた昨今♪

なのに なのに・・・・・

私の期待を裏切る悲しいニュースは ウィーン滞在中に飛び込んだ。

「ドミンゴは 大腸がんで 休養のため 全ての予定をキャンセルしたそうです」

・・・・・・・・がっくし~・・・・・・・

彼の代役を勤めるのは ポーランド出身のバリトン、Andrzej Dobber.。

ウィーンの教授に「知ってる?」って聞いてみたけど「知らない」、の一言。

でも ドミンゴの代役に立てるくらいなんだから それなりの歌手のはず!!

期待を胸に始まったオペラ「Simone Boccanegra」。

ジェノヴァのDoge(総督)の Simone Boccanegraの周りには敵が一杯。
いつも命を狙われている。

そんな彼の娘 Maria が 誘拐され 行方不明になった。

娘を探し出したい Simone。

そして今では Amelia Grimaldiと呼ばれているが 実は彼の娘 Mariaを発見!
しかし その時 娘はSimoneの敵方の若者と恋に落ちていた。
父とジェノヴァに帰るMaria。
しかし それを 敵方の若者 Gabrieleは Simoneが Ameliaを恋人として奪っていったと勘違いして怒り ジェノヴァに殴りこむ。

Simoneは 娘と話すうちに 家来のPaoloが 娘を誘拐したことを知り、Paoloを
牢獄に閉じ込める。

Simoneの命を狙って 近づく Gabriele。
しかし Simoneが Ameliaの父だということを知り、和解。

死刑を執行されるPaoloが 不吉な言葉をはく。「Boccanegraに毒をもってやった!」

花嫁姿で現れるMariaと Gabrilele。
しかし そこで Paoloによる独で倒れる Simone。

・・・・・・・というのが だいたいのお話のあらまし~

たいへん面白いオペラだった。
音楽 美しかった!
悲しみ、苦悩の表現の音として サックスが使われていたけど、オペラのオケでサックスを使っている曲を聴いたのは わたしゃ 初めてでした。

Maria役、Fiesco役 たいへんよかった。

そして Simone Boccanegraを演じた歌手は・・・・・

と~ってもよかった。演技もずいぶんうまかったと思う。
独によって倒れるシーンさえ たいへん美しく演じられていたと私は感じだ。
観客も とても喜んでいたし ブラヴォーの声もバンバン飛んでた。

ちなみに 指揮は いまや巨匠の1人、ダニエル バレンボイム。

すごい統一されて美しい音色を響かせるオーケストラにまとめあげていた~
さすが~ と感心せざるを得ない。

公演自体には大満足だった○さん・・・・・

でもね、やっぱり 思ってしまうの~

これがドミンゴだったら どんな風に表現しただろう って~

あ~あ、残念~

ドミンゴが元気になって(ならなきゃ!) 復帰した暁にゃあ~
あたしゃ あまり行きたくもない! と今までは思ってきたNY、 のメトロポリタンにだって
追っかけていくわよ~!!

 

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コメント

折角楽しみにしてベルリン行ったのに残念だったねー。うーん、埋められない気持ち、分かるなぁ。でも、またきっと聴きに行けるよ~!私もオペラ行きたくなっちゃった~。
DB、イタリアのトラム並みにいけてないね。イタリアの鉄道は、日本での噂ほどではなく、わりと定刻通りだし、特急に乗ると電車もキレイで快適なんだよ~。オーストリアのOBBよりもずっといい。笑

投稿: りょーこ | 2010年3月30日 (火) 10時10分

アメリカ、嫌いだもんね~
でもいよいよ行く気になったか?!しかもドミンゴのために~!!
元気に復活してくることを私も祈ってますよ!

投稿: ミニィキャット | 2010年3月30日 (火) 13時38分

りょ~ちゃん>OOBもしばらく乗ってませんが、そんなにいけてなかったっけ?
そういえば15年前くらいに行ったイタリア旅行で
単独でComo湖に鉄道を使って行ったけど、行きも帰りも定時で電車が発車したなぁ~

投稿: ○さん | 2010年3月31日 (水) 08時55分

ミニィちゃん>ええ、行く気になってるわ、メトロポリタン~
それまでに英語なんとかしないと!!
こっちのほうが間に合うかどうか?!(笑

投稿: ○さん | 2010年3月31日 (水) 08時56分

そうかー、○さんはアメリカがあまり好きじゃないんですね?

私も、好きな部分、嫌いな部分はありますねぇ。
あの白黒一色に分けなきゃいけない政治色とか、一気に盛り上がると国民みなが一丸になってなきゃいけなくて他を受け入れられない排他的なところとか、差別問題はまぁ、どこでもありますけどさ・・

でも映画はアメリカで始まって、殆どの古典があちらで作られてて素晴らしいものはたくさんあると思います、今のハリウッドではまず無理なものが。(悲しいですけど)
MEDのオペラも、衛星放送中継で初心者の私に取っ掛かりを作ってくれたので私は好きです。本場で見てみたいですねぇ。
知人が、パリのオペラ座で一度ひどい上演が会ったとも言っていましたが、それはそれで、観客もある程度のレベルを求められるという事なのでせうか・・・ドミンゴさんが回復してまた舞台が見られますように。

投稿: takako | 2010年4月 4日 (日) 22時53分

Takakoさん>そうなんです、アメリカは私にとって生涯行く必要がない国、でありました~
何故?と聞かれると困りますが、「ロシア」が好き、というのに「なぜ?」か答えられないのと同じ理由、きっと前世の記憶だと私は思ってますsmile


オペラは・・・・同じ演目を観ても演出の関係で全く話がわからなくなってしまっていたり~なんてことも
ありますよね。
私の観たオペラの最低は隣の街の劇場で観た「オテロ」でした(汗
最高は・・・・う~ん、ウィーンで観た「ユダヤの娘」というオペラかな?オペラ、というよりはニール
シコフというテノール歌手の歌と演技がすばらしかった!!
オペラの流れ自体が 大事なところをかいつまんで進んでいってるようなところがありますから、観られる前の予習は必至だと思います。

ドミンゴももう年ですので、今回回復されて復帰されても今後11年先にはきっともう唄ってないでしょうね~ ということでNY行ってでもあと一度 聴いておかないと!!


投稿: ○さん | 2010年4月 6日 (火) 14時33分

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