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2010年4月 8日 (木)

ドイツの幼児音楽教育について書いてみる

ドイツっていうと・・・・・

バッハをはじめ、ベートーベン、シューマンなど
多くの後世まで名を残す作曲家を生んでいる国

であり、しかも 

どっぷり 西洋~ 

・・・・ってんで どんなにすごく優れた子供に対する音楽教育や
音楽に対する意識改革がなされているか?

・・・・・・・と、思われがち?

お姉ちゃん、4歳の時から2年間、Musikalische Frueherziehung, 早期音楽教育、
という教室に通ってました。

そのときから な~んとなくわかっちゃいました。

幼稚園で唄う歌の様子を聞いていて な~んとなく わかっちゃいました。

日本の早期音楽教育 もしくは 幼稚園で施されている音楽体験、すごすぎる!!
日本で育つ子供は 音楽教育に恵まれている!

先週はオースター週間、ということで 幼稚園のスケジュールは盛りだくさん♪

朝ごはんのお弁当はなしで 幼稚園で皆で朝ごはん!

その後 皆集まって オースターの歴史の劇を見て 歌を唄い~

その後 お菓子作り、工作、音楽のグループに分かれて オースターを楽しむ♪

というもの、これが月曜日から木曜日まで連日行われていました。

私は クラス委員ということもあり 月曜日と水曜日に音楽の助っ人に入りました。


幼稚園の先生が中心になり 私は常に日陰であれやこれやお手伝い。

子供達 5~8人くらいずつが それぞれ お菓子作り、工作、音楽に分かれて 時間を楽しみます。

音楽、唄う~ といっても 園には 鍵盤楽器(ピアノや足こぎのオルガン)はありませんよ。
↑ない幼稚園は ドイツの普通だと思う。
うちの村の小学校の音楽室でさえ アップライトピアノ(しかも丈の低い)ものしか置いてありませんもの・・・・

歌は全て アカペラで、です。

うちの子供達が通っている日本の幼稚園には クラスに一台の足こぎのオルガン、
講堂には アップライトピアノがありましたね。
小学校は 周知の通り~ 音楽室にグランドピアノは いまや日本の小学校では
当たり前?

この辺も 日本の子供達、恵まれているなぁ~ って思う。

先生「さあ!今朝 皆で集まって唄った歌を 唄いましょう~♪」

唄いだした瞬間、○さんは 申し訳ないが 固まってしまった。

先生ぇぇぇ~ 音程があっていません・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(汗

これを指摘すべきか、そのまま流すべきか?

時間は刻一刻と流れていく~  次から次へとグループが入れ替わり立ち替わりしていく~

結局 言わずじまいだったんだけど・・・・・

当惑している子供達が気の毒だったよ、私。


私は 正規のメロディーで しかし 控えめに   唄わせていただいてました・・・・
↑こんなところが 日本人~

なんの集まりだったか・・・・・
幼稚園で 園児全員が集合して歌を唄う会があり、親も自由参加OKだったので
出かけたことがありました。

話を挟みますが・・・

ドイツには だいたい生後3ヶ月くらいから ハイハイグループや同じくらいに誕生日のべビちゃんたちを持つお母さんが集まっての情報交換グループ、ベビースイミング、
ベビーマッサージなどなどがあります。

うちも ベビースイミング、ベビーマッサージ、ハイハイグループ・・・・・

と いろんなグループに参加してきましたが~

行く先々で 同じ歌を唄うにもかかわらず

歌詞とメロディーが 若干ちょっとづつ
(場所によっては大きく)違う~!!

・・・・・・・という アバウトなドイツの音楽の現場に遭遇いたしました。
だいたい 市販されている Kinderlieder(童謡) のCDさえも CDによって歌詞もメロディーも違っているここドイツ。

もともと口伝えにより 受け継がれていく民謡や童謡なので 違っていて当然、なのでしょうね・・・・・

でも そういうことにさえ 日本は統一されているなぁ~ と感じざるを得ない私。

私が働いていた 某音楽教室では NHKの幼児教育番組や歌番組と示し合わせてあるだろうけれども  全く同じ編曲で教材のCDは作られていたっけ~

・・・・・・で、幼稚園の集会にて~

うちの園、3クラスあるんですけどね~

♪Alle Leute Alle Leute gehen jetzt nach Haus♪

という どこでも唄われる ドイツで最もポピュラーな 〆に使われるこの歌を 
この会のお開きに唄う時、 3クラスが ある部分から 

全く別々の歌詞、メロディーを唄っていた!

という現場に直面してしまった!

先生方は その時初めてその事実を知ったらしかったけど

「あら!違うわ!ほほほ~♪」

みたいな 反応で 誰一人 気まずくなる事無く 和気藹々と 集会は幕を閉じたのでした~

こういう状況、日本では起こりえないし(園内で統一されている)、 
もし起こったとしたら な~んか うまく流れていた空気が止まっちゃうかなぁ?

このあたりが 個人主義、というか それぞれがはぐくんできたものを 阻害する事無く
受け入れて(聞いていないという話もあるけど(汗)
行くことができる国民性、ってことなのかなぁ?

そうすると逆に、あんなに一生懸命 しかも きっちりと音楽を与えていく日本って
なんなんだろうかね?

一般大衆化はレベルを落とす、とよくいわれるけれど、 日本の音大の現状を知っている
私としとしては あれは なるべくしてなった現象であるわけで・・・・

・・・・・・・・ということは 個人の趣や速度、口伝を重んじて
ゆっくりと時間が流れているヨーロッパに レベルが高い音楽が引き継がれていく、っていうことも なるほど、うなづけるというわけかぁ~

 

  

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コメント

たいへん面白いレポートでした!
日本の音楽教育が行きすぎなのかやりすぎなのか、わからないけど そちらが西洋音楽の本場なのだから
そちらがそんなにのんびり~ やっているのを聞くと
どの家庭も闇雲に子供にピアノを習わせ、学校では
音楽の授業をしっかりうけ、みたいな日本の子供達は本当にいったいなんなんだろうね?
音楽を趣味として幅広い年齢や層の人たちが楽しめるようになるのはいいことだとは思うけど~
じゃあ クラッシック音楽が好き、なんていう人も
そっちじゃそんなにいるわけでもないのかな?
本場なのに~!!sad

投稿: ミニィキャット | 2010年4月 8日 (木) 13時18分

ドイツは幼児音楽教育も進んでいるんだと思ってた1人が私です。
そうですね、あまり気にしてはいませんでしたが、気にならないということは子供達が口ずさむ歌はどこへいっても統一されている、同じだ、ということなんでしょうね。
日本だとそれぞれが違うことをやってたら、しかもそれがリーダーだったりしたらそのリーダー肩身狭いですよ。ドイツだとそれがまかり通ってしまうのですね。
その自由というかおおらかな風紀がヨーロッパなのでしょうね、そんなこと感じながら読まさせていただきました。

投稿: ぽよ | 2010年4月 8日 (木) 15時39分

まだ幼稚園現場で出くわしたことないけど・・・・、
単にお歌を歌うって部分以外も学校でクラシックに触れてなかったりしますよね~。
きっと日本は休職の時間にクラシック、お掃除の時間・・・・と区切り区切りにクラシックがかかってると思います。私の学校はそうでした。
その分、題名を覚えてなくてもいろんな曲が身近だった。
なんだか、日本みたいに何でも一緒ってのも個性が育たないけど、ドイツみたいに統一性がないと、先生の当たりで決まる・・・・って感じがして、運の有無が大きそう。
友達の子供が通う幼稚園、去年の夏に変わったんですけど・・・・、明らかに雰囲気もやり方も違って、園児の雰囲気も全然違う・・・・。
幼稚園選びってすっごく大切☆って感じましたよ~。
選べればいいけど、そうじゃなかったら・・・・。

投稿: saki | 2010年4月 8日 (木) 18時28分

ミニィちゃん>クラッシック音楽を好き、って人は
どれくらい多いとか少ないとかいえないけど、でもこちらは演奏会の料金が安いので構える事無く演奏会に足を運ぶことが出来る、っていう利点があるし、子供向けの演奏会もさらに安い料金で見れたりするので
窓口は広いと思う。
でもやっぱりそういうことも家庭によるところが大きいかな?日本も同じだと思うけど~

投稿: ○さん | 2010年4月10日 (土) 04時42分

ぽよさん>自分は仕事柄ということもあるし小さい時から歌ってやっぱり特別だったので こちらのそれぞれに違う歌を平気で唄っている~ 市販のCDに入っている歌がCDにより違っている~
ことは最初はすごい驚きでした。
ヨーロッパ、確かに日本の画一された雰囲気よりは自由かな?日本も自由なんだけど自由さが別というか・・・でもそれだけ自己に責任がかかっている、っていうことなんですけどね~

投稿: ○さん | 2010年4月10日 (土) 04時46分

Sakiさん>学校は常勤の音楽の先生というのは うちの村の小学校にはいないみたいで、うちの娘の行く小学校ではG市の音楽教室から音楽の先生を招いて
希望者のみで(25ユーロ別に払います)音楽の授業をするようですよ。

幼稚園選び、大事だと思う~
うちもやりました☆
あの頃(今から5年前)は今とは全然違う幼稚園の体制でもっと自由な気風でした、これはこの辺りのどの幼稚園にもいえることのようですよ。
2年前?3年前?にKibizという新しい幼稚園法が実施されてからです、だんだん幼稚園がおかしくなり始めたのは・・・・
でもそれと先生の歌の音が外れるのとそれぞれのクラスで歌詞とメロディーが違うって言うのとは
関係ないですよね(笑
いや~ そこまではチェックするのは難しいですよね~coldsweats01

投稿: ○さん | 2010年4月10日 (土) 04時56分

すんごく興味深く読ませていただきました~。
これこそ、「個ありき」の国ですね。お互いの違いを「間違い」じゃなくて個性として受け止めるんですかねぇ。

フィンランドの、公立小学校で音楽コース(算数や国語を2時間減らす分、音楽の時間が多い)の子達の授業を見学をした事があるんですが、合唱や、歌にあわせて動く部分でも、見事に合ってない。日本で言う幼稚園レベルだろ、と言う感じで。
でも微笑ましいものでした。
生来の音痴の人も結構いるんです(夫の家系、まさにそれ・・・)ベビービクスや運動でも、最初と最後の歌が有りますけど、音程、テンポがあってたことはあんまりない用に思いました、、、でも楽しけりゃ良いか!と。
習わせる楽器では、ピアノは難しい楽器だから、と本当に興味がある子にしかやらせないようですよ、しかも6.7歳でやっと。まずバイオリンをやる女の子が結構多いです。後、フィンランドなのでカンテレという楽器も6歳からh習えるグループが有ります。それ以前はMusic playschoolという歌ったり、タンバリン、トライアングル、太鼓、木琴などを使って楽しく遊ぶクラスが主体です。今次男が入ってるクラスの先生は、こないだはドビュッシーの「Snow Dancing」をかけてイメージを水彩画で描かせるという面白い事もしてくれてました。日本のスパルタ式に比べたら(2番目に習ったピアノの先生は、目をかけてる生徒は平手打ちをする東邦卒の先生でした、怖くてすぐやめますた~!)楽しくて長続きするかも!?

投稿: takako | 2010年4月11日 (日) 21時56分

Takakoさん>音楽を流しながらその曲のイメージやフレーズを感じながら絵を描くってとっても音楽的、芸術的だと思います。同じ曲を聴いているのに筆遣い(運筆)、色使いにそれぞれの個性が出ます、でも
音楽を楽しんで腕を動かすことが出来ている絵っていうのは 見るほうにもわかるし、それでそれぞれがあっている解釈をしているんですよね。

こちらは習わせる楽器の一番最初のものとしては縦笛が主流のようですよ。その次がバイオリンなのかな?
やっぱりピアノ、という楽器に高すぎて手が出せない家庭が多いようです、場所も取りますしね。

お姉ちゃんも小学校で選択音楽をとりました。
どんなふうになるのか、楽しみ~ ですsmile


投稿: ○さん | 2010年4月12日 (月) 09時04分

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