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2010年10月 5日 (火)

お姉ちゃんが超えて行った物

カンフー武道大会は 2日に渡って行われました。

1日目が 「格闘大会」、 2日目は「武術大会」。

2日目「武術大会」 の 「蛇拳テクニック部門」で 銀メダルを獲得したおねえちゃんも
1日目の「格闘大会」に出場しました。

もともと 最初はこの大会に全然興味がなかったお姉ちゃん~

カンフーに行っている同じ年の Gretaちゃんが 「やる~!」といって手を上げていたので
「じゃ私も」・・・・

ということで 出場することになったんだけど

その当のGretaちゃんは 大会が開始されてすぐ、あまりの観客の人数と熱気の
ドイツではまことに珍しい異様なムードに押されて

「帰る!やりたくない!」

と言って泣き出してしまった。

お姉ちゃん、2007年に里帰りした時に、日本の幼稚園で「運動会」を経験させたんだけど
そのときの事件(コチラ参照)
を経験しているので Gretaちゃんの気持ちはよく理解できましたよ。

うちのお姉ちゃんは その時経験していたから? それとも あまり考えてなかった?
からか 平気な顔して 開会式にも出、

試合中は 同じ教室のお友達や先輩に大声でエールを送り

「試合準備」の予告で 自分の名前が呼ばれても  

しら~っ      gawk   それって誰のこと?    としていたんですが

自分の試合が終わって(結果は負け) リングサイトに帰ってきて 私の顔を見た途端
大泣きを始めてしまった  crying

「家に帰る~ 今すぐ帰る!!」

とりあえず 隣の静かな部屋に連れ出し落ち着くのを待つも なかなか 泣き叫ぶのを
やめられないお姉ちゃん。

少し落ち着いたのを見計らい

○「負けちゃったのが悲しいの?」 と聴いてみた。

首を横に振るお姉ちゃん・・・・・・    

ははぁ~ん、「人がたくさんで うるさくてびっくりしちゃった?」

うなづくお姉ちゃん。
そうか、やっぱり一回経験しただけのこういう環境を しかも3年ぶりの経験なのだから
そんなに簡単に受け入れられるわけないんだよね。

○「人が多くてびっくりして泣いちゃうのはわかるよ。お友達を応援していながら見るのと
自分が実際に試合をするのは 大きな違いだよね。

それで泣くのは許すけど

帰りたい! から 泣く ・・・・・・・

っていうのは 理由にならないから。」

再び 号泣~ お姉ちゃん。

「お姉ちゃんは明日もここに来て 蛇拳を披露するんだよ。
今日のこの現実を受け止めて 自分の力で泣き止まないかぎり、お姉ちゃんは
ここから先に一歩も進めないよ・・・・・

お母さんがそばにいるのは お姉ちゃんの力になってる?」

うなづくお姉ちゃん。

○「お母さんがお邪魔になってないんだったらお母さんはお姉ちゃんのそばに
ずっとついていてあげる。

.

でも それでも泣くことをやめられないんだったら
ここからは お姉ちゃんが自分の力で泣き止まないと!
お母さんがそばにいても きっと助けてあげられない」

何分か後~   カンフー教室の仲間達と いつも通りに楽しく遊ぶお姉ちゃんの笑い声と楽しい表情が そこにはありました。

彼女なりに壁を乗り越えて 手に入れた 蛇拳の銀メダル。

とても価値のある勝利だったと思いませんか?!(笑

 

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コメント

2日の間にそんなことがあったんですね~いやーお姉ちゃん、なおさら尊い銀メダルだ!○さんがお姉ちゃんを励ます言葉も素晴らしい!

投稿: ポッポ | 2010年10月 5日 (火) 12時20分

まずは結婚記念日おめでとう!
いよいよ10年目に突入なんだね~
ますます仲良くすばらしい家庭を築いていくご夫婦でありますように!

そして今回の記事~
読んでて号泣~ とまではいかないけど
親子のあり方、生き方をキチンと示す親と、ソレに答える子供の姿に感動しました。

お姉ちゃんの乗り越えた壁は銀メダルより尊いぞ!!(メダルももちろんすごいけど!)

投稿: ミニィキャット | 2010年10月 5日 (火) 16時03分

たくさんの人の前で何かをする・・・ってとても
たいへんなこと、子供達にこんなにもストレスを与えていることだったんですね。
これもドイツと日本の違い、ということろにいささか驚いている自分です。

お姉ちゃん、踏ん張りましたね、そして手にした銀メダル!!
えらい!

投稿: ぽよ | 2010年10月 6日 (水) 11時08分

ポッポちゃん>彼女の口から「来年は~」と来年のこの大会のことも話題にのぼります。
何か彼女の中にプラスの方向で残った証拠だと確信してます♪

投稿: ○さん | 2010年10月 8日 (金) 09時25分

ミニィちゃん>こちらもお祝いありがとう。

いざという時踏ん張れる大人になってほしい、ですね、子供達には。
その選択も自分自身で自分に得と徳になるような
価値観を持ってしてほしいし~

親ってよくばりですよね(苦笑

投稿: ○さん | 2010年10月 8日 (金) 09時27分

ぽよさん>日本の子供達は人前で皆で何かをする、っていうチャンスがすごいたくさんあると思います。
そう思うとドイツは個人、家庭単位での行動が多くしかも人前で何をかすることが少ないです。
日本だと小学生に入っても学校発表会とかで泣く子、いませんもんね~

投稿: ○さん | 2010年10月 8日 (金) 09時29分

はぁぁ、、○さん親子にはまったくシャッポを脱ぎました。
こちらでも人前で何かをしなくてはならない場面(強要というか)は普通無いので、習い事でそういう場面が出てきます。
次男は音楽教室のグループで一緒に舞台に出たこと2回。大丈夫みたい。
長男は、4,5歳の日本語補習校のスペースであった保育グループの発表会で舞台に出たことは有りますが、「1人で」は多分無いです。ドラムレッスンを始めて、今度発表会があるって聞いて、いきなり尻込み始めましたしね、、柔道でも試合がある段階になっても多分、出場しないんだと思います。実は主人も試合には一度も出ていません。「人に勝ちたい」という欲が二人ともないんですよ、、珍しい事に。こういう性格の場合、克己、という事で自分の鍛錬にまい進はしても、表舞台に出て披露するという事にまず興味がないようで。

お姉ちゃんが泣いて、○さんのお話を聞いて、受け止めてしっかり乗り越えた今回の事はすごくすごく大きな一歩ですね。小学校に上がるのと匹敵するか、それ以上だと思います。そういうお話ができる○さん達も、ただ、素晴らしい。
そう思いました。

投稿: takako | 2010年10月 8日 (金) 21時17分

Takakoさん>まず幼稚園、小学校1,2年の年齢で1人で何かができる、のがすごくて、だったら舞台で1人で演奏する、なんてもうものすご~いすごいことになっちゃいますよ、ドイツ。
なので日本の子供達は皆すご~いっていつも思ってます。
こんな日本的な母親でドイツ人の娘はえらい迷惑なんでしょうけどね~(苦笑

投稿: ○さん | 2010年10月11日 (月) 18時17分

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